どうする?お試し受験で不合格!その時、ぷっこは⁈

中学受験
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医学部医学科志望の高校生の親、ぷっちママです。

ぷっちママ
ぷっちママ

あけましておめでとうございます。

今年も頑張りましょう。

今日は、中学受験の振り返りです。お試し受験として甘く見ていた埼玉県・千葉県の中学受験について記録します。

 

ぷっこの中学受験

「1校目は衝撃の不合格」

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お試し受験=絶対合格ではない!

ぷっこ、初めての中学受験は埼玉県の女子校☆でした。自宅から遠く、通学することはできないのですが、受験の雰囲気を経験するために受験しました。

ぷっちママ
ぷっちママ

模試の合格率も80%だし、大丈夫でしょ

ぷっちママも、ぷっこも「受けたら受かる」位の気持ちで当日を迎えました。まだ夜が明ける前に電車に乗り、道中夜が明けていくのを眺めながら、最寄り駅に到着しました。

ぷっこ、緊張しているのかちっともしゃべりません。

酔った

電車が長くて、酔っていました。それでも、ぷっこは乗り物酔いしたことがなかったし、試験までまだ時間があるし、復活するだろうとあまり心配していませんでした。

最寄り駅を降りると、風がとても冷たかったけれど、嘘みたいにきれいな空で空気が澄んでいて、気持ちが凛としたことをよく覚えています。後から聞いた話、ぷっこは緊張した面持ちに見えましたが、吐き気は治まるどころかすっかり「うえ~、気持ち悪い、吐きそ~」となっていたそうです。しばらく歩き学校に近づくと、ワイワイガヤガヤと何やらにぎやかな声が聞こえてきしました。見ると各塾ののぼりが出ており、大勢の先生方が激励の握手に来てくださっていました。

それはそれは「お祭り騒ぎ」という感じだったので「一度経験しておいてよかった」と、その時は思いました。

 

無事に試験会場に到着し、ぷっこの受験が始まりました。

頑張れぷっこ、校内のマリア様に祈ります。

中学受験の場合、多くの親は会場に付き添い、試験の間は控室で待つこともできます。こちらの学校では、受験生が1000人くらいいるので、控室で席を確保するのも大変でした。控室はどこもいっぱいで階段に座っていたら、親切な方が「図書館空いてますよ」と声をかけてくださり、座ることができました。これも何かのご縁と、待っている間その方とお話しをしました。

埼玉県在住で通学圏内とのことでした。私は自分のことを話さなかったので、以下のような話をきけました。

  • その方のお子さんは、この学校が本命であること
  • お子さんの友達は合格しそうだけど、お子さんは無理そう
  • 本気で受験するのだから、都内の通うつもりのない子が受験するのは遠慮して欲しい、というか正直迷惑

とても良い方で嫌味なく本心をお話しくださっていました。

ぷっちママ、心から思いました。

適当に受験してすみません。

試験が終わり、ぷっこが出てきました。ほっとした表情でしたが、昼過ぎだというのに食欲がありません。帰りに立ち寄ったレストランでも、昼食をほとんど食べられないまま帰宅し、その日はそのまま休ませました。

夜、自己採点。

例年に比べて、算数がとても簡単でした。ところが、ぷっこは問題の読み間違えや計算ミスが多く…冷や汗がでました。「あれ?これ落ちたんじゃない?」という予想より厳しい結果でした。

ぷっちママ
ぷっちママ

「いやいや、80%だから大丈夫でしょ」

心配なぷっちママ

「落ちたかも?」

この2つが頭の中をエンドレスループして、今度はこちらが吐きそうなくらい、明日になればわかるのだから、考えたってまったく意味のないことを考えて、ずーんと重い緊張感と一晩戦いました。

初めての合格発表

翌日、HPで結果発表。合格率80%ですよ?でも算数酷かったんだよな…ポチッ。じゃーん。

不合格!ひょえーーー

何百人も合格するというのに、落ちてしまって・・・。これじゃ、本命は無理なんじゃない?と、それはもう、地獄に落ちたみたいな気分でした。

中学受験、甘く見ていました。合格率は合格率であって、合格確約ではないことを突きつけられました。合格するまでわからないって、わかっていたつもりでしたけど…まさか乗り物酔いするなんて、それでミス連発して落ちるなんて、考えもしませんでした。

ぷっこは…私以上に落ち込んでいました。しばらくシクシク泣いた後、勉強を始めましたが、明らかに問題が読めなくなっていました。

男性 右
塾の先生

大丈夫、大丈夫。本番は問題をしっかり読もう!

先生方は必死に励ましてくださいましたが、私たち親子にはショックが大きすぎて、全く響きませんでした。

スパーっと元気が出る方法はないかな?やっぱり合格が欲しい…。

すぐさま、これから受験できる学校を探しました。

予定外の学校を受験

条件
  • 今度こそ絶対合格できる
  • 乗り物酔いしない距離で受験できる
  • 出願手続きがオンラインででき、出願が間に合う

ちょうどよい日程と場所の受験校が見つかりました。塾の先生にはそんなことしなくてもいいといわれましたが、ぷっこに聞くと「合格したい」というので、本命で受験される方には本当に申し訳ありませんでしたが、どうしても合格が欲しくて受験させていただきました。

今度は気を引き締めて、乗り換えで少し休んだり、体調も万全に整えて臨みました。その学校は郊外にあるうえ、駅からも遠いため、アクセスのよい駅の近くのホテルを試験会場にしていました。受験者は少なく、塾の先生も各校1人といった感じのこじんまりした会場でしたが、もう後がない気分の我々は緊張感MAXで会場入りしました。

今度こそ!祈る思いでぷっこを見送りました。

翌日、HP上で発表がありました。ポチッ、じゃーん。

合格!特待生!

ぷっこと泣きました。本当に合格を見た時は、体中に血が通い、生き返ったような感じがしました。

そこから、ぷっこはまた元気を取り戻し、最後の追い込みを全力でしていました。

そして、千葉県の受験日。都内の学校が全滅だった時のためにギリギリ通える学校です。ぷっこは初日のようにふわふわすることなく、気を引き締めて試験に臨みました。こちらも合格をいただき、とりあえず通える範囲で一校確保できたことでかなり安心できました。

お試し受験は必要か?

当時のぷっちママは、お試し受験は絶対必要だと思っていました。

でも今は、通うつもりのない学校を受ける必要はないように思います。

確かにお祭り騒ぎの激励をうけたり、一人で試験会場に入っていく緊張感を経験すると本番で動揺しなくて良いかもしれません。

でも、ぷっこは時間とお金を使い遠方まで行き、乗り物酔いもして、不合格。自信喪失しました。それでその後頑張れるタイプの子であれば不合格でもいいのでしょうけど、ぷっこはちがいました。

いくら合格率が高くても、必ず合格するわけじゃないです。

また、補欠の繰上げもあり受験者数に関係なく入学者数は同じであるものの、本当に通いたい子がいることを気にも留めなかったことも反省しています。

そしてもう一つ、通うことができない学校に合格していても安心感は得られないので、お試し受験に「安心感」を求めるのなら通える学校でないと意味がないかもしれません。お試し受験で中学受験をがんばった証としての「合格」が欲しいならとりあえずの合格をもらうことも有意義だと思います。

今日は、ぷっこの中学受験を振り返ってみました。あくまでも、我が家の経験談です。お子さんにとって、ベストな方法が見つかりますように。

ではまた。

湧き上がれ!知の泉。

 

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