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医学部医学科志望の高校生の親、ぷっちママです。
ぷっちママの「ぷっち」。我が息子なのですが、この子は高校生ではなく、小学生(低学年)です。
高校生ぷっこは医学部医学科を目指していますが、小学生のぷっちも「医者になる」と言っています。はじめは上の子の真似をしているんだと思っていましたが「だって僕はお医者さんになるんだよ」とか「(医者を見て)僕もああなるんだ・・」といろんな会話の中で言い、小さい子供の夢と言うよりは、意志の固さを感じています。
ま、子供のことですからいつ心が変わるかわかりませんが、とりあえず医学部を見据えて家庭学習を進めています。
今回は「小学生低学年からの医学部受験を見据えた勉強法~算数編~」についてです。
あまりよくなかったと思う小学生の勉強法
上の子、ぷっこの時にやってあまりよくなかったと思う勉強法をご紹介します。
ごめんよ。ぷっこ
先取り学習をやり過ぎた
中学受験をする大多数の子が小学4年生から塾に入ります。それまでは、家庭学習やプリント式の学習教室に通う子が多いと思います。
ぷっこもプリント式の学習教室に通っていました。その教室では「小学3年生までに小学6年生までの勉強をすると中学受験が楽」と教わりました。ですからプリントの枚数を増やして、どんどん進ませていました。同じ教室に通う子に「ぷっこちゃんすごいね」と言われ、ぷっこも喜んでやっていました。
プリント式の教材が合う子もいると思いますが、ぷっこにとってはこれが失敗でした。
勉強しない方がいいと思う勉強法
・解法を暗記
とにかく先に進むことばかり考えていたので、ぷっちママも意味がわかっているかを確認しませんでした。
結果・・・
応用の文章題が解けない
文章を読んで線分図なりで形にすることや、頭の中で整理することをあまりしなかったことを重要視していませんでした。
それは、私たち親子のこんなマインドに問題があったからです。
勉強しない方が良かった
お恥ずかしい話ですが、それが間違っていたと気がついたのは、小学校高学年になってからでした。そこから一つ一つ理解させて、リカバリーさせるのはとても大変でした。
小学校低学年向けのおすすめ算数教材
いろいろやりましたが、おすすめの3冊をご紹介したいと思います。
ハイレベ100 さんすう
こちらが一番おすすめです。おすすめポイントは、解答が本体から切り離せるところです。それだけならよくあるのですが、本体のミニチュア版の中に答えが書いてあり、子供は本体を、親は解答を持つことで一緒に問題を読むことができます。
親も問題を読めて、本当に便利です
解説はほとんどありません。なぜなら解説が必要なほど難しいものは載っていないからです。ですから、難しい問題集をやらせたい人には向きません。でも、算数がおもしろいと思える1冊です。
中学入試を目指すトップクラス問題集 ~徹底理解編~
次におすすめするのはトップクラス問題集の徹底理解編です。徹底理解編は、後にご紹介するトップクラス問題集改訂版を少し易しくしたものです。
特に1年生の本はオールカラーで見やすいです。
タイトルに「中学入試を目指す」とあるように中学入試で出てくる様な問題が掲載されています。中学入試問題では、小学校で習った範囲で解ける問題しかありませんし、記述式の解答用紙を使う学校では数学を使ってとくと○にしてもらえません。でも、こんな問題いったい何年生の時に習ったんだろう?と疑問になることが多かったのですが、この問題集を解いてびっくりでした。
1,2,3年生の知識で、ここまで中学入試問題が解けるんだ!
トップクラス問題集さんすう小学1年―中学入試をめざす 徹底理解編
トップクラス問題集算数小学2年―中学入試をめざす 徹底理解編
トップクラス問題集算数小学3年―中学入試をめざす 徹底理解編
こちらの本、解説に問題が載っていないのが難点です。子供と二人で1冊の本を読むのは、結構ストレスです。でも、いい問題がたくさん載っていました。たまに、「なんじゃこりゃ」っていう問題がありますので、それは割愛しました。
中学入試を目指すトップクラス問題集 改訂版
最後はこちら、トップクラス問題集改訂版です。
こちらは結構難しいです。問題は、標準クラス・ハイクラスA・ハイクラスB・復習テストA・復習テストB・トップクラスにトライ、とレベル分けしてあります。ハイクラスB・トップクラスあたりでは、また解けなくてもいいかなと思う問題もあり、無理矢理理解させようとせず、「これはいつかやろうね」といってとばしたものもあります。
難しすぎる問題をやめて、算数を大好きでいてもらう作戦!
ここが肝心!使い方
ぷっこの時は、どんどん進ませることに燃えていたので、後から理解できていないのがどの部分なのか探すことがとても大変でした。中学受験の時、いかに解き直しが大切かがよくわかりました。
偏差値が一番上がった勉強法は何度も「解き直し」をすること
順番に「ハイレベ1年」「トップクラス徹底理解1年」「ハイレベ2年」「トップクラス徹底理解2年」「ハイレベ3年」「トップクラス改訂版1年」「トップクラス徹底理解3年」「トップクラス改訂版2年」までやって、
「ハイレベ1年」から1回目×だった問題と、まぐれ正解っぽい問題をチョイスして2周目に突入!
2周目が終わったところで「トップクラス問題集改訂版3年」をはじめ
並行して2回目で間違えた問題の解き直し3周目をしています。
3周目になると、本当に理解できるようになっているようで、ぐねぐねながら線分図を書いたり、メモをとったりしながら解くようになっています。
算数もやっぱり読解力
トップクラス問題集改訂版では、日本語が難しくて解けない問題がたくさん出てきます。そんなときは、問題の理解を丁寧にやります。
日本語が難しくて算数の問題が解けないときにやること
- 問題文を音読させる。
- 1文ずつ読ませる。
- 1文を、分節で切り、理解させる。
文章が難しくて理解できないときはここをチェック
- 主語、述語
- つなぎ言葉
- 聞かれていることの内容と、あれば答えの単位
一番大事なのは「わかった!」とすっきりさせること
ぷっちは算数が好きです。元々得意で割と解けるので楽なんですが、気をつけていることがあります。
算数の勉強を終えるときにモヤッとさせない!ベストは↓
「わかった〜算数ってすごいねー」
これが算数を好きでいてもらうコツです。
図を書いてもそろばんを使っても簡単な類題をとかせても、どう試行錯誤しても理解できない問題は、「今は解けなくていい」としています。まだ小2なので。
今日は、低学年の医学部受験を見据えた勉強法~算数編~について、おすすめ本3冊と勉強法についてご紹介しました。
では、また。
湧き上がれ!知の泉!
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