医学科志望の高校生の親、ぷっちママです。
今回は、駿台予備校市谷校舎、全国国公立医学部説明会にて行われた横浜市立大学医学部医学科の説明です。
駿台予備校市谷校舎は、医学部医学科専門予備校です。
東京医科歯科大学でも、慶應義塾大学でも、駿台予備校市谷校舎に通っていたという学生さんが複数いらっしゃいました。
駿台予備校市谷校舎、前に行ったセミナーでも、各大学の先生方とパイプがあるといっていましたが、今回の説明会で、各大学の入試を担当されている現役の先生方とのパイプをお持ちだということがよくわかりました。駿台予備校市谷校舎は、大学からの情報に相当強いのではないかと思います。
駿台予備校市谷校舎、情報に強い魅力的な予備校だと思いました!
横浜市立大学医学部医学科の説明会
3日住めば、横浜っ子
ペリー来航以来、横浜は新しい事を取り入れる文化が根付いた土地だそうです。
外国から来た人が外国人居留地に住むようになり、様々な文化と主に、それまでなかった伝染病も入ってきたそうです。
そのため、横浜は日本で初めて公衆衛生という概念が生まれた地でもあるそうです。
横浜市立大学病院は、そのような背景から発祥しています。
横浜市立大学と附属病院
横浜市立大学は、国際教養学部、国際商学部、理学部、データサイエンス学部、医学部の5学部がある大学です。学生数は5000人に満たない規模で、だからこそ教員との距離が近く、手厚い指導を受けられるそうです。
横浜市大病院は、1871年(明治4年)に横浜に設立された十全醫院から始まりました。その後横浜十全医院に改称し、1944年(昭和19年)に横浜十全医院を中核として横浜市立医学専門学校→横浜医科大学→横浜市立大学医学部となったそうです。
医学部には、医学科、看護学科、薬学科があります。医学部は2年次から横浜市立大学付属病院のある福浦キャンパスになります。キャンパスは、シーサイドライン「市大医学部駅」直結です。
附属病院
補足です。説明会で話は出ませんでしたが、附属病院は2病院あります。
横浜市立大学附属病院:福浦キャンパス内
横浜市立大附属市民総合医療センター:京浜急行「黄金町」駅下車 徒歩約10分または、市営地下鉄「阪東橋」駅下車 4番出口 徒歩約5分
進路
臨床医(大学病院、一般の病院、開業など)、研究医、WHOや行政など、多彩な進路に進むのだそうです。
初期研修のマッチングについて
こちらも補足です。
令和元年度 横浜市立大学付属病院 初期研修マッチング結果
- 初期研修定員 54名
- マッチ者数 54名
- 定員充足率 100.0%
- 自大学出身者 11名
- マッチ者に対する自大学出身者割合 20.4%
大学病院(施設別)における自大学出身者の比率 2019/10/17より引用
学生中心の教育重視
講義時間:集中力が維持できるように90分間から60分間に変更したそうです。
能動的授業の実施。
シミュレーターが充実。
リサーチシップ=研究実習…15週間の医学研究(4年次)を行う。
クリニカルクラークシップ=臨床実習70週間スチューデントドクターとして診療参加型の実習(4〜6年次)をする。
担任制
コンパクトな規模なので学生と教員の距離が近いとパンフレットにも書いてありますが、「担任制」でフォローしてくださるそうです。心強いです!
国試合格率は97% 対策あり
民間の模試を利用するなど、学校で国試対策をしているそうです。
新入学者合宿
医師としての倫理感を育てるために、何をしたらいいか工夫しているそうで、新入学者合宿を行なっているそうです。内容の詳細な説明はありませんでした。
地域貢献も重視
横浜市立大が横浜市立大病院、総合医療センターで地域の医療に貢献し、学生は地域医療を学ばせていただけるそうです。神奈川県では都市型、郊外型の両方の地域医療が必要なので、両方を学ぶ事ができるそうです。
海外研修(2種類の留学プログラム)
こちらも補足です。説明会で説明はなく「海外留学ガイドブックから引用します。
留学プログラムは2種類あります。選考があるようです。
リサーチ・クラークシップ
4年次の4~7月中旬(3カ月から3カ月半)を海外の研究機関で研究に携われるということです。2018年度は18名が行き、2019年度は36名(予定)とHPにあります。
クリニカル・リサーチシップ
5,6年次の3~4月(2週間から4週間)海外の医療機関で、臨床実習を行うことができるそうです。2018年度は7名が行き、2019年度は10名(予定)とHPにあります。
海外派遣プログラムについて(公式サイト)
要チェック
アドミッションポリシー(求める学生像)とコンピテンシー(卒業時に習得している能力)
HPやパンフレットに記載されているので読んでおくように、とのことでした。
横浜市立大医学部医学科の教育とは
魚を与えると1日生き延びれる。魚の釣り方を教えると一生生きていける。
という言葉で終わりました。ノルウェー(?)の言葉だったと思います。
知識と技術を与え、自ら生きる力を与えるための教育をするという考えだそうです。
横浜市立大学の先生方がどのように学生を育てるか、どのような校風なのか、なんとなく感じられるお言葉でした。
説明会でのお話は、横浜に外国人と共に新しい感染症が入って来た話や、時折笑いもあり、終始興味深く聞かせていただきました。
横浜市立大学医学部医学科、よさそう(個人の感想)
ということで、横浜市立大学医学部学園祭にも行ってきました!次回は、そのレポートをします。
ではまた。
湧き上がれ、知の泉!
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